東雲柚瑠(しののめゆずる)日記

数分で読める、軽いコラム。

コンビニ店員の対応

まず始めに言っておくが、俺はコミュニケーションが苦手だ。声はデカイし、つい喋り過ぎてしまうし、そのくせ色々気にしてしまう。いわゆる「コミュ障」なのだ。

その前提で聞いてほしいのだが、先日こんなことがあった。

朝方の慌ただしい時間帯。コンビニのレジには誰もおらず、忙しそうに品出しをしている店員さんが一人しか居なかった。

小心者の俺は、「スミマセン…」と蚊の鳴くような声しか出ない。しかし、ここで声を張るわけにはいかない。何故かというのも、俺は客商売者の一員なのだが、業務中、急に大声で話し掛けてくるお客にはびっくりしてしまうからだ。ところで、大きいって訳じゃないのに、よく通って聞き取りやすい声の人って、すごいよな?羨ましくてしょうがない。

俺はその後、店員さんがこちらに自然と気付くまでの間、キョロキョロ見回して挙動不審な客を演じざるを得なかった。

つまり何が言いたいのかというと「店員である以上、常にお客の気配を察知しながら仕事せよ」ということである。もちろん暴論であることは百も承知だ。例えば、俺が生まれつき声が小さかったならばどうだろう?呼んだだけで気づいてもらえるのだろうか?わざわざ近づいて声を掛けてくれとでも言うのだろうか?俺はもう少しでいいから配慮できないものかと感じる。さすがに最初の例は極端かもしれないが、妙に店員に気を遣ってしまうお客は、きっと大勢居る。

接客をしていれば、変わった客は一定数存在する。これからアルバイトや正社員として携わる人には、少しでも頭の片隅に入れて頂きたい。

 

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